女性の体で作られる女性ホルモン。
一生のうちにどのくらいの量作られているか知っていますか?
ティースプーン一杯分
これが一生で作られる女性ホルモンの量。
たったこれだけなのです。
このホルモンの働きと、ホルモンを分泌を妨げるもの、分泌を妨げないようにするためのお話を何回かに分けて話していきます。
月経前はイライラしたり、体が軽くて絶好調な時もあったり。
女性ならだいたい1ヶ月の間に気分や体調の波を感じているのではないでしょうか?
その女性特有のリズムを作り出しているのが、2つの女性ホルモン。 卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)です。
エストロゲンの働き
- 排卵前に精子が通りやすくなるように子宮頸管の分泌液を増やす
- 妊娠中に乳汁が出るのを抑える
- 女性らしいカラダを作る
- 肌の潤いやハリを保つ(コラーゲン生成を助ける)
- 血管を強くしなやかにして動脈硬化を防ぐ
- 骨密度を保つ
- 髪をツヤツヤにする
- 物忘れを予防する
- 善玉コレステロールを増やし、悪玉を減らす
生理後にでるホルモンで、女性のキレイと健康の味方です。
プロゲステロンの働き
- 子宮内膜や子宮筋の働きを調節する
- 乳腺を発育させる
- 体内の水分量を保つ
- 食欲を増進させる
- 基礎体温を上昇させる
- 眠くなる
- イライラする・憂鬱になる
これは生理前に上昇始めるホルモンで浮腫みやイライラを増大させますが、子宮内膜を整え、妊娠の継続には欠かせないホルモンです。
この波を上手に生活のリズムにも合わせて、不調な時も元気に乗り切りたいですよね。
女性ですから、人生を最高に楽しんでいきましょう。
次回は女性ホルモンの一生の波のお話。
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