なんだか、漢字ばかりのタイトルですが、大切な話題です!
骨粗鬆症といえば、高齢者の病気だと思っているかたが多いと思います。
ですが!
実は、妊娠、授乳期では骨の代謝のバランスが崩れて、骨が弱くなっちゃうんです!
特に授乳期では、カルシウムの需要が倍増してしまうのに、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が低下して(生理がないのが、その証拠)カルシウムの吸収が減るんです。
なので、骨粗鬆症のリスクが高くなります!
妊娠後期から授乳期に腰痛や、背部痛のあるかたは、この病気、疑ってみてもいいかもしれません。
でも、なかなかこの病気、認知度が低いので、整形外科クリニックでは診断してもらうのが、難しいかも…
しかも、単純X線でわかりづらいので、骨密度も測定してもらって、骨密度が低下しているようなら、MRIを撮って診断してもらいましょう!
もし、妊娠授乳関連骨粗鬆症であると、断乳をしなくてはいけません。
治療は、断乳とビタミンDの内服になります。あとはコルセット作成して、私のような、理学療法士から動作指導を受けてくださいね!
ちなみに、この病気になるのは、妊娠、出産前から骨密度が低い女性とも言われています。
つまり、妊娠を考えたらご自身の骨も強くしなくてはなりません!
外に出て、ジョギングして、たっぷりカルシウムを摂取しましょう!
骨を強くするには、太陽と食事やサプリメントからのカルシウム摂取、そして、なにより運動です。
子育てで、キュンキュンする授乳を続けるためにも、ぜひ、骨のこと考えてみましょう♡